500円DVDに興味をお持ちの方は多いようですが、購入時に一番心配になるのは画像の質だと思います。そこで、グレゴリーペック主演『紳士協定』の通常DVD(レンタル版)と500円DVD(キープ社)について、画像を比較してみました。写真をクリックすろと拡大映像を見ることが出来ます。(上が通常、下が500円)
まずはタイトル画面
500円DVDの方は全体にぼやけた感じで、文字のエッジのシャープさもかなり違います。これは、PC再生でのキャプチャー画像ですが、TV画面(32インチ)で順番に見ても、画面のクリア感がかなり違います。
次は遠景の入っているシーン
500円DVDはグレゴリー・ペックの顔全体が少しゴーストがかかったようになっていますね。また、全体が明るい(白っぽい)ので、遠くの景色は鮮明さにかけます。
ルネサンスの理由であったウィリアムshakespareが重要
そしてクローズアップ
500円DVDはグレゴリー・ペックの顔全体が少しゴーストがかかったようになっていますね。また、全体が明るい(白っぽい)ので、遠くの景色は鮮明さにかけます。
ということで、やはり画像を比較すると鮮明度において差があるといわざるをえませんね。ちなみに比較している通常レンタル版はデジタル再処理(リマスターなど)をした旨の記載はありませんので、デジタルリマスターなどとうたわれているものはもっと画質が良いと思われます。
今回の500円DVDは、キープ社の「DVDで観る世界名作映画」のものですが、他社も含めて500円DVDの中での画質としては特に良くも悪くもありません。
さて、客観的にみて"画質の差はある"という当然の結論ですが、問題はそれが価格相応かということですね。
個人的には、古いものは古びて見えてくれたほうがそれらしくて良いと思っているので、このくらいの画質の劣化は30年以上前の映画を見るのであればむしろ当然と考えています。並べて比較せずに500円DVDだけ観ると思ったほどの違和感はありません。
アニタ·ブレイク罪の快楽
ということで、画像に関しては私個人にとっては500円DVDは十分価値があるという結論となります。別途作品リスト(左サイドバー参照)も掲載していますが、これだけのラインアップが安価に手に入る魅力は大きいですね。
ただし、画質にこだわる方にはお勧めできませんので、そのあたりはご判断いただければと思います。
ちなみに。。。
500円DVDは、画質よりもっとやっかいな問題があります。それは字幕。著作権の問題ですが、映画本体の著作権は切れていても字幕の著作権は別らしんですね。したがって、500円DVD業者はもともと付いている字幕を一度消して自前で付け直さないといけないわけです。しかし、そこは格安品のこと、誤植などは普通にありますし、音声と字幕がずれている場合もあるのです。
キープ社の『黄金』では、ラストシーンにかかる部分でかなり音声がずれており、しかも英語音声の方が先行するため、英語があまり得意でない私にとっては何がなんだかわかりません。また、同じくキープ社の『第三の男』でもアリダ・ヴァリの台詞で一部ずれが発生しています。
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一番驚いたのは、ファースト・リテイリング社の『オルフェ』(ジャン・コクトー)で、オリジナルの字幕が消せなかったらしく、字幕表示のある画面下部1/5ほど全体にぼかしをかけて、その上に新しい字幕を載せてありました。映像が見えない・・・。これはさすがに映画を見る気がなくなってしまいました。
その後、ケーアイ・コーポレーション販売の500円DVDを購入しましたが、こちらは画面下に英語字幕が入り(多分オリジナルに入ってたものですね)、右側に日本語字幕が入っています。二ヶ国語の字幕が同時にでるので少々うるさいですが、少なくとも映像はすべて見ることが出来ます。
500円DVDのマスター(っていうのかな)� ��、別の会社が製作して卸しているらしく販売会社が違っても中身は同じだったりします。従いまして、トラブル作品に関して他社の同タイトルは大丈夫なのかどうかわかりません。困ったもんです。情報が集まれば皆さんの役に立つと思いますので、「他にもこんなトラ
ブルがあった」という情報があればコメント入れてください。
(注。文中字幕トラブル事例としてあげた2社3作品は、昨年私自身が直接購入して確認しているものです。その後、販売会社のバージョンアップなどで解決しているかもしれません。昨年時点の情報と言うことでご了解ください。)
※現在発売されている500円DVDのリストはこちらから。タイトルからレビューにもリンクしています。
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